米貿易赤字縮小で注目される銘柄は・・・?



米商務省が12日発表した2009年上期の貿易赤字は、
国際収支ベース(季節調整済み)で前年同期比52.7%
減の1729億5500万ドルと大幅に縮小しました。


去年同期間での貿易赤字は約3655億ドルでしたので
ほぼ半分くらいにまで落ちています。

リーマンショック以前までの貿易赤字は
毎月600億ドルほどありました。

それが08.11月以降は急激に減り始めています。



一覧にして書きますと

08年10月 -593億ドル
08年11月 -432億ドル
08年12月 -418億ドル
09年1月 -365億ドル
09年2月 -260億ドル
09年3月 -285億ドル
09年4月 -291億ドル
09年5月 -259億ドル
09年6月 -270億ドル


となっており、貿易赤字の減少幅がいかに
大きいものかを示しています。


米国内では消費が縮小し、貯蓄に備える家庭が
増えているそうです。

その原因は住宅ローンからですが、
これって日本のバブル崩壊に似ています。


そうなると今後の米経済は、日本と同じく
低成長、デフレ経済へとなるのでしょうか?

それとも、人口が伸び続けている米国は、時間を
かけながらも08年度以前の消費へ復活するでしょうか?

気になるところですね。


あと、これを見て気になったのですが貿易赤字の
縮小が今後も続くとなると、内需株にも再度注目
されそうです。


日本の主力株は輸出株が多いこともあり、為替や
関連企業に目が行きますが株主としては毎期ごとに
堅調に業績を伸ばしている銘柄のほうが安心できます。


みんなに気づかれる前に配当、利回りや成長性を考えながら
良い銘柄を選んでいけばリターンが得られそうです。


最近ではトリドール 3397ヴィレッジヴァンガード 2769
が年初来より株価が2倍前後にまで上がりましたがいずれも
内需株です。

もちろんコマツ 6301などのグローバル企業でも株価は
2倍以上になりましたが、一つのニュースを掘り下げて
いくことで、今は埋もれているお宝銘柄に注目できます。

こんなことが頻繁にあるから、株式投資は面白い。


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