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成長株ファンドに必ず組み入れてあるのが楽天ですが、
私は保有しようと思ったことはありません。


その理由ですが、赤字決算が多いことと、多角化
しすぎて将来の利益予想が全くできないからです。


楽天が色んなビジネスをやっていることはご存じかと
思いますが、前期の決算発表時の資料から、どんな
ビジネスに参入しているかを一覧にしています。


・通販事業(楽天市場)
・クレジットカード事業(楽天KC)
・電子マネー事業(ビットワレット)
・銀行事業(楽天銀行)
・プロスポーツ事業(プロ野球 楽天)
・通信事業(IP電話等)
・証券事業(楽天証券)
・ポータルメディア事業(オーネット等)
・トラベル事業(楽天トラベル)


と主に9つあるのですが、それぞれにどれくらいの
売上、利益になるのか個人投資家レベルでは、見当
すらつかないのです。


といっても、実は楽天側でも同じだと認識しています。


同社は昔から業績予想を非開示にしています。


決算短信の業績予想を抜粋すると


当社及び当社グループ各社の事業には、事業環境の変化が激しい
国内外のインターネット関連事業のほか、金融市場の動向等に
より業績が左右される証券業をはじめとする各種金融事業が
含まれており、業績の予想を行うことが困難であります。
従いまして、業績予想につきましては記載しておりません。



と記載されており、実は会社側でも予想ができないのです。


確かに売り上げの伸び率は素晴らしく、手元にある会社四季報を
読んでみると、2002年の売上高は98億9400万円でしたが、直近
2010年は3461億4400万円になっています。


売上高は8年で35倍!になっており、過去に減配したことも
ありませんが、利益は毎年バラバラで赤字の年も目立ちます。



昔に比べて総資産が増えて、有利子負債が減っているペース
を見れば、企業として素晴らしいのは確かなのですが、長く
保有しようとは思わないのです。


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