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ブログランキングを見ていると、2013年あたりから株式投資を始めた
ブログを見かける機会が増えてきました。


保有株の月別含み損益状況を記録している記事もチェックしますが、
2014年度は厳しい結果の人が多いようです。


株価は上下するものですし、含み益は毎月増え続けるものではなく
含み損となることもあります。


気分的には暗くなりますが、含み損があるからこそ自分の投資運用法
を勉強しなおす場面でもあります。



nayami


私も株を始めてから数年は含み損という状況が続いていました。


株を始めたのは2000年12月ですが、2011年は9.11テロが起こった年で
そこから2003年までは株価が低迷を続けていました。


今から振り返ると、この厳しい時代に投資を学んだおかげで今の
自分があると思っています。



ですから、最近株を始めた方も「今日の成果だけで自分は株の才能が
ない」と決めつけず、そんな時期もあるのだと気楽に投資と付き合って
いきましょう。


自分の成績が悪い時に学んだ経験で最もよかったことの一つが「損切」
の大切さです。



当時も複数の銘柄を保有していましたが、株価の騰落率を調べていくと
各銘柄ごとに株価が一気に下がる株と、そうではない株がありました。


さらに相場全体の市況が下落ムードの時でも、逆行していく株もある
のです。


個別株単位で眺めていくと株価が一気に下がる株というのは市況関連株、
景気敏感株、業績が悪い株になります。


自分はそういった株を損切り、資金枠を確保して次の有望株を買うと
いう選択をしてきました。






有望株についても一つに集中投資はせず複数の銘柄に分散、また保有
タイミングも分散させてきました。


成長が継続しているか、市況と比べ割安かなどを考慮しながら数回に
分けて買い増しをしてきました。


その結果が今の自分だと思います。


「最初の損は最良の損」という投資の格言がありますが、まさにその
通りです。



含み損は自分を成長させる、新たな有望株に出会うチャンスでもあり
ます。


・・・ですが、


これをいざ実行するとなると言葉ではわかっていても非常に難しいです。


例えばある株で75万円の含み損を抱えているとします。


さらに株価の急落があり、保有株の含み損がさらに25万円増えて合計
100万円の含み損になったとしましょう。


普通の人であれば、100万円という金額は1年間必死で働き、その中から
やりくりして貯めたお金です。


1年で100万円の余裕資金を作ることは大変ですし、その損を確定する
ことは1年間の苦労をゼロにする行為に直結します。



その決断を軽くできる人はいません、私は言葉でいくら伝えても
行動するかの判断はあなたの決断にかかっておりますが、含み益で
悩んでいる方は、こちらの記事も役に立つと思います。


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