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ビックリ


株式投資を続けるメリットの一つに配当金があります。


株を保有することは、会社を所有することにつながりますので、
会社が生み出した利益の一部を配当金として受け取れます。


利益のうち何割を配当金として支払うかは個々の企業の配当性向
や方針によって決まります。


配当性向50％という気前のよい会社もありますが、中にはゼロと
いう会社もあります。


会社により配当性向が違う理由なのですが、大まかに言えば、配
当性向の高い会社は収益力に自信があること、将来の企業成長よ
りも株主還元策に力を入れている会社です。


(その他、株主還元策に自社株買いや増配もあります。)


一方、会社が利益を生み出しても配当がない会社は、利益を極力
内部留保して、将来の成長性に投資をする方向に力を入れている
場合がほとんどです。


例えば新規に設備投資をする場合、内部留保からお金を支払うと
借入する場合に比べて支払い利息がありません。


他にも小売店の場合であれば、内部留保を増やせば、それだけ新
規出店する店舗を増やせるわけです。


5億円の利益のうち、半分の2億5000万円を配当金として支払うと
残り2億5000万円だけしか会社が自分に使えるお金が残りません。


配当性向がゼロという会社は、保有しても配当金はないのですが
その一方で企業の成長性が高く、株価の上昇率が高い傾向があり
キャピタルゲインで恩返しをしてくれるはずです。


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