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分配金や配当金など、自分が働かずしてもらえるお金のことを、
金のニワトリ型資産、金の卵と例えることができます。


イソップ童話で金の卵を産むニワトリという話がありましたが、
金の卵を産むニワトリがいると、最初は金の卵が1日1個産まれる
のを待ちます。


しかし、欲がでてきて待ちきれなくなると、ニワトリのお腹の中
には金の塊があるに違いないと思い込み、ニワトリを食べてしま
うのです。


しかしニワトリのお腹の中には金の塊はなく、貧乏に逆戻りして
しまうのです。


これと同じようなことが、投資の世界では形を変えてよくありま
す。



配当金を生み出す株式や投資商品を換金し、贅沢品(車、ブラン
ド品、高級時計、宝石)に姿を変えてしまうのです。


しかし、お金持ちになる人というのは、金の卵を産んでくれるニ
ワトリを食べるようなことはしません。


金のニワトリを育てるのはもちろん、生まれてきた金の卵も温め
てヒヨコにします。


ヒヨコを育て、そこから新しい金の卵をどんどん産ませるのです。


最初は1日1個だった金の卵を、1日2個3個と、たくさんの金の卵
を生み出す養鶏場を作るまでに成長させてゆくのです。


そのための最適な方法が、株式に投資をしてキャピタルゲインと
インカムゲインを得ることです。



売却益や配当金を貯め、再投資することで、資産の増え方は大き
くなっていくのです。


億万長者と呼ばれるお金持ちは、報酬をなかなか受け取らず先延
ばしにするかわりに、後で莫大な金額を受け取れる人でもありま
す。


仕事や労働でもそのルールは当てはまり、フリーターは時給、つ
まり働く時間単位でお金がもらえます。


それが非正社員になりますと、給料は日給で計算されますし、正
社員になると月給という単位になります。


さらに上になって、自営業、会社役員、プロ野球選手になると、
月給という単位はなくなり、年収、年商、年俸と、自分の収入を
1年単位で評価するという形になります。



自分に対する報酬の期間、もしくは単位がどんどん長くなるほど、
金額も大きくなっていくのがわかると思います。


投資も同じく期間が短いと、もらえるリターンも少なくなります。


関連ブログ記事  2015年度の受取配当金を集計してみました。


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