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野村ホールディングス(8604)は国内の店舗数を約2割減らす方針
を固めました。



現在全国に156店舗ありますが、30店強を統廃合。同時に営業員
も3000人規模で配置を見直すそうです。


証券会社は基本的にお客さんがあまりいません。店舗のセミナー
などで人が集まってくるくらいですよね。


兜町も同じですが、株式の売買注文や投資信託の購入は低コスト
のネット証券が中心となっています。



証券会社に行って投資信託を選ぶものなら、決まって手数料の高
いものを押し付けてきます。


その投資信託で儲かっても損をしても、新たな投資信託に乗り替
えさせることで収益を生み出してきました。


この回転売買を金融庁に指摘され、顧客を熱心に回る営業からの
転換を迫られるも、上手く機能していないようです。


もちろん見返りにIPO株を割り当ててくれるといったベネフィッ
トもあるでしょうが、初値が2倍3倍になる銘柄は枚数が非常に少
ない。


大当たりのIPO銘柄を裁量してくれる可能性はほぼゼロでしょう。


また、現在では情報の伝達スピードが速くなり、決算速報につい
ても格差はありません。



決算情報を伝えてくれるサイトも出てきたので、なおさらです。


参考までに、自分がチェックしているサイトは


kabutan


ログミーファイナンス


になります。kabutanは平日夜20時に主な企業の開示情報が一覧
で更新されます。


ログミーファイナンスでは、アナリスト向けの会社説明会の資料
と担当者の発言を要約して掲載しています。


どちらも無料ですが、かなり貴重な情報を提供しています。


証券会社も投資レポートを作成しているのですが、ネットでは閲
覧できず、店頭に行かないと見れません。


同社の業績は3Q時点で赤字、通期予想の記載はありませんが四季
報は赤字予想でした。


新金融サービスが急激に広まる一方、前時代的な運営が足を引っ
張っている同社。



金融資産の大半は高齢者層のため、対面販売メインのほうが接点
は多い。有利というイメージもありましたが、そうではないよう
です。


収益は株価次第という面もありますが・・・。


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