賢明なる投資家を読んでみました



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バフェット投資の王道の中で何度も紹介されていた
賢明なる投資家を読んでみました。

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バフェット氏の師匠とも言われているベンジャミン
グレアム氏のバリュー投資ノウハウが詰まった本です。


投資初心者向きの内容ではなかったので、ちょっと
読みにくい本でしたが、要約すると投資家を
防衛的投資家、積極的投資家の2種類に分け、
それぞれの投資スタイルを提唱しています。

本書の中では、個人投資家は防衛的投資家を
目指した方がよいと書かれておりました。


本書の中で、私が皆様に紹介したいノウハウは
まず、13章に書かれてある防衛的投資家の銘柄選び
7カ条です。


1 適切な規模
2 財務状態が十分に良い
3 過去最低20年間、継続的に配当がある
4 過去10年間、赤字決算がない
5 1株利益が10年間で3分の1以上伸びている
6 株価が純資産価値の1.5倍以下
7 株価が過去3年の収益の15倍以下



割安株投資の銘柄選びとして、とてもわかりやすく
なおかつ厳しい基準を設けていると感じました。

これをすべてクリアする銘柄はほとんどありませんし、
まず見つけるための資料を探すだけでも大変です。

残念ながら、3,4番は図書館へ行かないと見つからない
資料ですが、それだけ苦労して見つけた銘柄は、
あなたの中で貴重な財産となるはずです。


続いて18章の8組の企業比較。

この章では、2銘柄の財務と業績を比較し、
どちらの株を買えばいいのか?という判断を
具体的に説明してくれています。

この章は投資家が銘柄選びをする際の、事前練習に
なると感じましたし、8つの例題を考えながら
読み進めていくことで、貴重な経験を積めるはずです。


章のラストに書かれてあった「アナリストは話題株を
提供するのではなく、株価が価値を十分下回っていると
断言できる株を探して提供したらどうだろうか?


というメッセージは読んでいて感動しました。


私なりの感想ですが、株で勝っている人というのは
企業分析と努力を絶えず続け、それを継続している
努力ができる人だと感じました。

この本では、有望銘柄の見つけ方を具体的に教えてくれます。


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