FXもETFも「証券化商品」 騙されてはいけない!



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最近では日本でも原油や金などの商品ETFの
取扱いが増えてきています。

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規制緩和で投資対象が多様化し、今後は貴金属
等でも増えていきそうです。


そしてFXも個人投資家を中心に高い
人気が継続しております。


私のメルマガ読者様からも質問で多いのが
先物取引に関するものです。



もちろん儲けたいという気持は誰にでも
ありますし、私も同じです。

否定する気もありません。


しかし、その気持ちが大きすぎると欲望の
コントロールがだんだんと緩んできます。

この点だけは私も気をつけており、株はしますが
レバレッジをかけた投資はしません。



その理由はなぜかと言うと、この記事の冒頭
証券化商品にいきつきます。


リーマンショックの記憶は新しいかと思いますが
元々は住宅ローンの証券が危ないということで
始まったものです。

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サブプライムローンが混ざった商品が売れない
値段も付かないけど、どこにあるかもわからない。


10kgのお米を買ってきたけど、そのうち100粒は
汚染米であることがわかった。

だけど、どれが汚染米かわからないから、10kg
すべてに手をつけられない状態です。

そうなったのは証券化商品にした。つまりは
サブプライムローンを証券化して売り、それをまた
他の証券と色々混ぜてしまったからです。



そう考えるとETFもFXも実物取引では
ありませんよね。


証書の上での取引ですし、それも電子上での
取引でしかありません。


あくまで証券会社、銀行が発行した「対象価格に
連動する目的を持って発行された証券」
なのです。

その証券はどうなっているのはなんて、結局は
誰にもわからないと思います。


実際、銀行で円からドルに両替する場合は、1ドル
につき1円以上のお金がかかります。

私もユーロを三井住友銀行で両替しましたが、1ユーロ
につき手数料は4円でした。

本来(実物)なら、これくらい費用がかかるのです。


もちろんETFやFXがサブプライムローンのようには
なりませんが、元々サブプライムローンも格付けは最上級の
トリプルAだったのは事実です。

FXもETFも「証券化商品」とは誰も言いませんが
実際はそうですから、真実として受け入れておきましょう。


一部では現物取引型のETFがありますが、取引量と実物量が
合わないものもあります。

投資家がいっぺんに交換を依頼すれば、問題になる可能性も
今後でてくるはずです。


銀行もすべての預金者が一度に引出しにくれば潰れますが
ペイオフがあり1000万円までなら保障してくれます。

実際に取り付け騒ぎはほとんど起きませんが、過去に倒産した
FX業者は信託保全がなく顧客の保証金が戻ってこないケースも
ありました。


もちろん株式投資でも、企業が倒産すれば株価はゼロになります。


販売する側のセールストークを鵜呑みにしていたら、
損をするばかりですので、正しい知識と「なぜ?」と感じる
洞察力を持つことが大切です。



その他、株式投資情報をご希望の方は
このレポートを読んでみてください。