トヨタ 7203 10年3月期赤字報道も事前に予測できた理由とは?
12日のニュースでトヨタ自動車 7203が10年3月期も
営業赤字の公算と報道されました。
詳細は前期予想の4500億円を上回る可能性もある
との内容ですが、これは以前からわかりきっていたことです。
これを読まれている方は
「なぜそんなことを知っているんだ?」
「その方法を私にも教えて!」
と思われたはずです。
事前に知っておけば先週末にも売り抜けや
損切りができたからです。
まぁ、もったいぶっていても仕方ありませんので
その理由を説明いたします。
実は私が、2期連続赤字になることを予想
できた理由は会社四季報を読んだからです。
お手元に四季報がない方のために画像を添付いたしますが
09年3月期の営業利益予想は4500億円の赤字、そして10年3月期は
7000億円の営業赤字予想となっております。
会社四季報の画像ですが、トヨタ 7203の欄です。
文字が見えにくいため拡大してみます。
業績部分の拡大写真です。
赤字予想(▲)がされていることがわかります。
ここでは営業利益だけではなく純利益、一株利益も
赤字で減配が続いていくことも書かれています。
(右下にいすゞと書かれていますが、これは1ページに
2銘柄が記載されているからで、いすゞ自動車の業績では
ありません。)
これが発売されたのは3月16日ですので、1か月近く
前からある程度はわかっていたのです。
下記の文章は私がマニュアル購入者にお送りした
メールの抜粋になりますが、発信日は3月19日です。
---- ここから ----
さて、今回の四季報を閲覧した率直な感想ですが、
前回に比べ主力株の業績が非常に落ちていると感じました。
例えばトヨタ自動車 7203
前回の四季報では09年度、10年度の業績予想は黒字でした。
しかし今回の予想では赤字となっています。
この変化の流れをきっちりと押さえておき、自分の保有している銘柄、
買おうと考えている銘柄が将来、どう有利、不利に働くかを
考えて、行動しておきましょう。
〜〜 中略 〜〜
株価が今後どうなるかは別の話ですが、私がここで言いたいのは
四季報を手にすることで、あなたは3ヶ月後の未来を○○から
得ることができます。
そして来期以降の業績予想も四季報から得られることができます。
先週の11日から日経平均は上昇基調へと変化しておりますが
この流れは3月末までのお化粧買いと私は考えています。
チャンスを掴めた銘柄は、自分の素直な意見に従い
きっちり利益確定を。
そして、四季報を読んで今後の見通しがさらに
暗くなる銘柄はすっぱり損切りする。
これからは今まで以上に「変化」に注目し、行動するように
していくことが重要だと感じました。
---- ここまで ----
読んでおわかりのように、私は事前にこのことを
メールにて知らせておりますし、実際にそうなりました。
しかし、ほとんどの方はそれがわかっていないのです。
その答えは一つ。
それはパソコンで得られる業績予想などは来期、つまり
09年3月期までしかなく、2期先の予想はどこにも
書かれていないからです!
書かれている唯一の媒体が会社四季報ですから、
株式投資で勝ちたいと思っている方にとって
会社四季報は重要なツールとなります。
私も、これを読み解くことで勝てる投資家へと
変身することができました。
資産運用について、他にも知りたい方は
このレポートを読んでみてください。
2009年の相場の動き、投資術について
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