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9204


1月28日、国内航空3位で経営不振が続く東証1部上場のスカイ
マーク(9204)が自力での経営再建を断念し、民事再生法を申請
する方針を固めました。



私自身はA380の解約問題があるまで、あまり気にしたことがな
かった会社でしたが、民事再生法のニュースを聞いた時はJALの
ことを思い出し、デジャヴのように感じました。


(デジャヴとは、ある光景を見てそれを前にも見たことがあると
錯覚する現象のこと。)


航空という業種は大企業で知名度も抜群です。


人を惹きつける魅力も話題性もあり、株主優待も人気なのですが、
それを理由に投資すると後悔をするケースばかりです。



企業によっては業績不振や赤字経営から大復活を遂げる場合もあり
ますが、この業界の前例では、あっという間に倒産ということばか
りです。


そうなってしまう理由ですが、多額の投資が常に必要であることと、
国内、世界のライバル企業も大企業、国営企業相手に限られた路線
と顧客を奪い合うことは、利益率の減少と直結するのです。


その他、航空業界の特殊性については、下記ブログにて書きましたが


関連ブログ記事 JALから学ぶ教訓


儲からない会社に加えて、儲からない業種にも投資をしないという
事実を運用方針に記載しておくべきです。


その他、儲からない業種の典型例は価格競争型、薄利多売型の会社
です。



一時の判断で貴重なお金を無駄にしないようご注意ください。


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