ミクシィ 2121 株価急騰も手を出すべきではない!?
SNS銘柄のミクシィ 2121が+85000円の
673,000円まで急騰しています。
この裏にはUBS証券が同社の目標株価を
53万円から一気に90万円まで引き上げたこと。
加えてアナリストからの高評価があります。
しかし足元の業績予想を四季報でチェックすると
今期の一株利益は11,060円、さらに来期の予想でも
11,710円と5%ほどの上昇です。
ですが株価は4月までは30万円台でしたので
ここ3ヶ月で倍近くまで値上がりしています。
ご存じのとおりミクシィは新興市場では知名度が高く
材料により値動きしやすい銘柄です。
さらに今日は日経平均が急落しており、投資家の
資金が新興へ流れたこと。
加えてこのニュースが材料となり集まっていますが
これに便乗するのは危険かと思います。
それを示す根拠がPERになりますが何と52倍!
これは去年の実績でのPERですから、目標株価の
90万円を今期予想の11,060円で割ると・・・
何とPERは81倍にまで膨らみます。
この銘柄を売買される方は短期の方ばかりだと思いますし
一時的には90万円に達すると思います。
しかしそれは「現実からかけ離れた数値」
だということは覚えておくべきです。
急落した株を売るたとえ話で
火事の映画館から脱出するためには、他人を自分の
席に座らせてから逃げなくてはいけない。
という言葉があります。
株を売るためには、買う人を見つけないと売れない
ということです。
株価の急落は包丁が自分の頭の上に落ちてくるような
ものです。
リーマンショックで体感した方も多いはずですから
その時の経験を忘れないにしましょう。
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