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配当利回りが高く、なおかつ安定性の高いJ-REITをいくつか保有
しております。


なかでも一番長期で保有しているのが阪急リート(8977)です。


2010年6月に始めて1口購入。2011年12月にさらに1口追加。2012
年6月に2口買い増し、合計4口。


その後5分割したため現在20口保有しています。


購入した当時はリーマンショックの影響も残っている時で、分配
金利回り(株式でいう配当利回りのこと)は8%程度ありました。


今では信じられない水準ですが、当時はREITも大きく揺らいでい
ましたし、配当利回りが6〜7%ある株もありました。


REITの利回りだけが極端に高いということはなかったのですが、
不動産という大きく目減りしにくい投資先だったこと。


所有物件は個人レベルでは買えない超一等地の建物ばかりだった
ため購入しました。


資産三分法という言葉があります。これは財産を異なる性質を持
つ3つの資産に分けて所有するという理論です。


「株式」「不動産」「キャッシュ」の3種類なのですが、不動産
投資の知識が全くないため、素直にJ-REITに託そうと考えていま
した。


不動産は株式のように売却益による大儲けは期待できないものの、
賃貸収入が定期的に入ってくるという側面があります。


安定性に着目し保有を開始しましたが、投資対象が不動産なので、
長期保有を続けてきました。その結果について書いていこうと
思います。


まず保有開始後の分配金推移について


2011年 25109円


2012年 37336円



2011年は5口 2012年は途中から10口のため、2013年以降と比べ
て受取金額は少ないです。


ですが、今と比べて保有資産も少なかったですし、REITのリスク
も高かった為、景気を見ながらのビクビク保有でした。


2012年6月に10口買い増し、2013年以降は20口保有が続きます。


2013年 96136円


2014年 101788円


2015年 102080円


2016年 107900円


2017年 106860円


2018年 116580円


という推移でした。2017年はマイナスになるも、それ以外の年度
では増加基調となっています。


2019年の分配金予想は125000円。それ以降も1口3000円を確保す
ると資産運用報告書に記載もあり。



2013年から6年で受取配当金は約2万円増加しましたが、次の年は
さらに1万円増える計算になります。


分配金が上がる理由ですが、テナントの稼働率による影響もあり
ますが、REITの場合、不動産のリバランスや物件価値の向上によ
り賃料を引き上げるなどの策が打てます。


所有物件の立地や条件が良ければ、分配金は上がり基調となるよ
うですね。


増配基調となるのは、当初思っていなかったシナリオだったため、
嬉しいサプライズです。


続いてREITの含み損益について。


取得にかかった投資額は約139万円、購入時の平均株価は6万9644
円でした。


2018年8月、この記事を執筆している時点での株価は13万9400円。


取得時から株価はちょうど2倍となりました。含み益は139万円で
す。


8977



加えて、2011年の所有開始から2018年まで、受け取った分配金の
合計は69万3789円。


投資額の半分を8年で受け取った計算になります。


今後、予想通りの分配金が支払われたと仮定すると、あと6年で
投資した金額以上を分配金でもらうことになります。



分配金には税金がかかるため、純粋に超えたとは言えませんが、
最終的に売却した時のお金を含めると、REITは長期保有すればす
るほど得だという結論になります。


今後も出来る限り長期保有し、最後に売却することで、トータル
ではかなりプラスになりそうです。


現在、阪急リートを含めてREITは6銘柄、約730万円ほど投資して
います。


株式に比べて投資割合は低いのですが、今回の分配金推移と含み
益の状況を見て、投資額を増やしてもいいなと感じました。



もちろん景気が悪化しテナントの退出が増加したり、金利が上昇
するというリスクもあります。


受取配当金が2013年くらいまで減少し、株価も急落する可能性も
もちろんありますが、その時が来たら今まで受け取った分配金で
同社をさらに買い増しですね。


10年、20年保有を続けていった結果はどうなるでしょうか?


上がっても下がっても、結果が楽しみです。


関連動画 J-REITに投資する3つのメリットとは?




J-REITの投資先(施設タイプ)と運用法について




※追伸


今、全REIT平均分配金利回りは約4%のため、分配金のみで投資額
を回収するのは、単純計算で25年かかります。


今、利回り8%のREITはないのですが、総合利回りで8%を超えて
いる株式ならあります。銘柄選びは注意が必要ですが。


2010年当時と比べて相当気長に待つ必要がありますが、今回のデ
ータ(REITは増配基調になる)が何らかの参考になりましたら。


※今回採り上げた銘柄は利益を保証するものではありません。
事前にご理解の上、自己責任にて投資をお願い致します。


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